高気密・高断熱住宅の生活工夫と注意点


 ★★ 高気密・高断熱住宅で快適に過ごすために
         下記の点に注意し工夫をしましょう
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換気システムは、絶対に止めないで下さい。
気密性能が高い高気密・高断熱住宅は、隙間風による自然換気がほとんどありません。そのため、汚れた空気や不必要な湿気を屋外に排出し、新鮮な空気を室内に取り入れる規則的な換気が必要になります。高気密・高断熱住宅で快適に過ごすために、「換気」のスイッチは絶対に切らないで下さい。

使用してはいけない器具や注意の必要な器具があります。
高気密・高断熱住宅では、汚れた空気を室内に放出する暖房器具(開放型石油ストーブやガスストーブなど)は使用できません。
注意の必要な器具には、加湿器があります。加湿器を使用する場合には、室内の湿度は40〜60%を目安に使用しましょう。室内の湿度が高すぎると、結露の原因になります。

室内で発生する水蒸気には、注意が必要です。
室内で発生した水蒸気は、結露発生の原因になります。
例えば、室内で洗濯物を干すと水蒸気が発生して結露の原因になります。ですから、洗濯物をどうしても室内で干さなければならない場合は、洗面所や浴室の換気扇がある部屋で干すか乾燥機を利用しましょう。

室内の空気を汚さないようにしましょう。
空気環境を考え室内では禁煙を心掛け、室内の空気は出来るだけ汚さないようにしましょう。また、喫煙などで空気が汚れる場所には、あらかじめ換気扇を設置しておきましょう。臭気・化学物質・水蒸気等が大量に発生した場合には、速やかに換気しましょう。

室内の植物にも注意が必要です。
湿度が高い季節には、室内の植物は水をあまり必要としない観葉植物や、花を生けるときには口の狭い花瓶を使用するなどの工夫が必要です。
逆に、湿度が低い季節には加湿効果を高めるために水盤に花を生けるなど、植物をうまく利用しましょう。

部屋は出来るだけオープンに使いましょう。
部屋をオープンに使うと換気システムで住宅全体に空気が流れ、温度差がなくなります。
このとき、家具や、押入やクロゼットなどの収納内部、窓とカーテンの間など細かい部分にも空気が流れるようにしましょう。
空気を循環させ温度差がなくなると、結露防止につながります。

開口部の日差しにも注意しましょう。
住宅の冷暖房は開口部の影響を受けやすいので、夏は日差しを避ける工夫、冬は日差しを取り入れる工夫が必要です。
特に夏においては、日差しを避ける工夫をすれば冷房の効き目は大幅に違ってきます。
日差しを避ける工夫として、開口部上部にオーニングを取り付ける、よしずを立て掛けるなどがあります。

温・湿度計を使用しましょう。
高気密・高断熱住宅は、外気からの影響を受けにくいので気密性・断熱性の低い住宅よりも夏の冷房温度は1〜2度高い温度(28〜29度)で、冬の暖房温度は1〜2度低い温度(19〜20度)で快適に過ごすことが出来る、省エネ効果の高い住宅です。また室内の湿度は40〜60%を目安に、高すぎると結露、低すぎると病原菌が繁殖しやすくなるので気を付けましょう。

換気・冷暖房機はこまめに掃除をしましょう。
換気・冷暖房機のフィルターはこまめに掃除をし、性能と省エネ効果を維持しましょう。

窓開放による換気も活用しましょう。
室内・室外の温度差が小さい春・秋には、窓開放による換気も活用しましょう。
高気密・高断熱って?